もくじ
大学教育は「就職支援」も立派な教育の一環で「真理の追究」もです
大学教育の目的は真理の探究だけではありません。
「就職支援」も立派な教育の一環として大切ですので1・2年生までに大学生の自覚を持たせ社会人になる前の土台を持たせることも教育になります。
学校側が積極的に就職支援に力を入れている大学は、それなりに学生に伝わりますし実際に就職状況が良ければ、中退者が減ることは間違いありません。
何故ならばこの大学を卒業するメリットが有ると判断するからです。
それから大学側の教育に対する情熱の問題です。
どこの大学の先生も同じことを言いますが、今の学生は勉強をしないと言います。
ある面では事実ですが教育する側には晴らして問題は無いのでしょうか。
先生はは研究と教育を両立させるのが仕事なのですが、大学の先生は中学や高校の先生と比べて教えるという情熱が感じられないと思っていいる学生は多いのです。
やる気が本当にあるのかという先生も実に多いのです。
先生を採用する方法としては何処の大学でも研究業績の方が重視されていますので教育に対する情熱やスキルの問題を抱える先生は多いのです。
先生のレベルにも問題が有る事は多くの学生も良く観察しています。
先生の意欲改革をするこで大学本来の本質が見直される効果も期待できますので大学改革にもなり学生にも良い影響を与えますので中退率も減ることにつながることに気がつく必要があります。
昔の話で恐縮ですが、東大の学生であった三木清(後の哲学者)は京大に西田幾太郎先生が教勉を取っているということで、わざわざ中退をして改めて京大に入り直したという話は余りにも有名です。
過去の中退者の分析は必要ですし問題点を洗い出すことは重要ですが中退者を減らすための改革は先生の教勉情熱からを出発してはいかがだろうか。
つまりは後手に回る対策では無く1年生から対策を行い学生がこの大学でなら自分も成長し社会にい出て働いていけるという実感を持てば中退者は減るのです。