大学に高校生が全員入れる時代がやってきましたが満足いく授業は??

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大学に高校生が全員入れる時代がやってきましたが満足いく授業は??

現在、国公立私大の4年生大学は全国に約760校ちかくあります。その「最高学府」であるべき大学が危機を向かえております。

希望すればどこかの大学に入学できるにも関わらず、約半数の私立大学は定員割れを起こしているからです。

一定の学力さえも無い学生が押し寄せてきますので「算数レベル」の学力さえも無い学生が各大学の問題となっておりますが、学生数を確保しない事には大学経営が成り立たない私大ではとにかく学生確保に躍起となっているようです。

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全入時代の落とし穴は無いのでしょうか

試験で入学するのではなく「一芸入試」とか「OA入試」とか「一教科」だけの試験であったりととにかくユニークな試験方法には事欠きません。

それとずさんな学部や学科も目に付きますので、これが本当に大学が教える内容の学部学科なのだろうかと疑いたくなるものまであります。

全私立大学では平成に入ったころは1300学部程度しかなかったのが20年後には2400学部近くになっているので倍増しているのです。

子供の数は減り続けている中でどうしてこんなにも増え続けるのでしょうか。

誰でも入れる大学が増えてきたので、誰でも入れるのなら入って置かないと社会に出た後で肩身が狭い思いをすると思えば、親は我が子に惜しみなく金をつぎ込み一人前の社会人にしたいと考えるのは当然かもしれません。

このように学部が増え続けたのには平成15年度からの設置基準緩和に要因があげられており「大学設置・学校法人審議会」の認可を受けなくても届けるだけで新学部が設置できるようになったからのようです。

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そのため大学・短大への進学を希望すれば、ほとんどの学生が大学に入れる計算になり実態では4年制の私立大学の47・1%が定員割れし過去最悪を毎年更新するなど厳しい状況となっているのです。

全入に近い状況では「人気のある大学」では定員数よりも多く入学させているといったケースもあるようですし「人気の無い大学」では残った学生の奪い合いの為にユニークな学部を新設することで違いを出し生き残りを計っているのが正直なところのようです。

ではこの新設学部の実態は果たしてどのように運営をされているのでしょうか。学生は新設学部に入り満足いく授業は受けられているのでしょうか。全入時代の落とし穴は無いのでしょうか。

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