大学、高校、中学校、小学校など学年に関わらず、成績は学生生活に大きく関わる要素です。中学校での成績が高校の選択肢を左右することがあるように、高校の成績によって大学の選択の幅も変わってきます。さらに、大学の成績が就職に有利に働くこともあるでしょう。ただし、誰もが優等生というわけではなく、個人差があるのは自然なことです。成績低下の原因を克服することで、成功への長い過程のスタート地点に立つことができるでしょう。
短期間で成績を上げる!!
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学期中に自分の状況を把握し何をすべきか理解する 複数履修している科目のうち、改善が必要なのは1つだけなのか、それとも複数あるのか把握する必要があります。これから学期末に成績が確定するまでの間に、何をすべきなのか(残っているのは課題の提出のみ、あるいは期末試験のみ、など)を把握しましょう。現在履修中のクラスを書き出し、すべき事、課題の提出期限やテストの日時を加えておきます。
- 全体像が把握できるよう、カレンダーを使って課題の提出期限やテストの日時を把握しておきましょう。
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現在取り入れている学習方法を評価する 落ち着いて、これまでどのように学習してきたのか考えてみましょう。効果があった方法、なかった方法をそれぞれ分け、それぞれ、なぜなのか分析してみます。今後避けたいこと(先延ばしなど)を書き出し、悪い習慣を止めましょう。自分をやる気にさせる方法や動機も把握し、活用しましょう。
- SWOT分析という方法があります。[3] 強み(Strength)、弱み(Weakness)、機会(Opportunity)、脅威(Threat)を分析するという方法です。主にビジネスの場で用いられていますが、学習戦略を練る際にも応用することができます。
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教師と話す 担当の教師に改善すべき点や上達方法を相談してみましょう。ただし、この会話がどう展開するかは、これまでの経緯も関係してきます。例えば、今まで散々勉強を怠けていて、急に助けを求めると、教師の中には良い印象を持たない人もいるでしょう。相談をする際は真摯な態度で接し、もらった助言に従って実際に行動することが大切です。助言を求めたにも関わらず、結局それだけになってしまうと、次に同様の助言を求めた時に多少の影響があるかもしれません。
- 例えば大学であれば、課外単位を得ることのできる課題に取り組むことは可能か教員に相談してみましょう。
- 未提出の課題がある場合は、期限が過ぎていても提出することができないか相談してみましょう。評価が低かった過去の課題をやり直せないか相談するという方法もあります。
- 問題に直面していると気がついた時点で、すぐに相談しましょう。ぎりぎりになって相談したり、課外単位の機会について質問するのは得策ではありません。時すでに遅し、ということがほとんどでしょう。
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親に相談する 親は自分の子供に良い成績を取ってもらいたいと思っているので、子供から悩んでいることを打ち明けられたら、助けたいと考えるでしょう。 それが例えば、勉強が順調にはかどっているか頻繁に声をかけて確認するといったものでも、助けを求めるのは賢明です。
- 自分から率先して相談することで、両親も今まで以上に支えようと考えるかもしれません。例えば、あなたが数学で苦労しているということが分かれば、次の学期や夏休みの間に数学の家庭教師を雇うことを決断するかもしれません。
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学習計画を作り整理する 今後の課題や試験といった予定を確認し、それを元に詳細な計画を作成しましょう。毎日の学習目標と学習時間を設定します。やむを得ない場合を除き、1つの科目に長時間を割りあてないようにしましょう。可能であれば1日1教科でなく、複数を取り入れてみましょう。
- 1回で長時間勉強するのではなく、小分けにしてこなしたほうが効果が高いでしょう。
- 大学生は、1単位時間(一般的に45分)あたり週に2~3時間を学習にあてるように計画しましょう。つまり、週1回の講義で1コマが90分なのであれば、それに合わせて学習にあてる時間も4~6時間と増やしていくことになります。かなり多くの時間が取られてしまうように感じるかもしれませんが、その通りです。真剣に学業に専念しなければならないでしょう。成績を上げるためには必要な措置です。
- 目標を達成した時は自分にご褒美をあげましょう。これは、大げさなものである必要はなく、1日1日、目標達成し前に進むための充分な原動力であることが大切です。例えば、大好きなテレビ番組を1時間観る、ゲームを1時間楽しむ、といった内容が良いでしょう。大きなご褒美は学期が終了するまで待ちましょう。
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勉強に専念し完了するまで気を緩めない 最も理想的な助言ではないかもしれませんが、期限が迫っていて切羽詰まっている時は一夜漬けになっても詰め込みましょう。余力がある限り、できる限りの内容を詰め込みましょう。(多少の)睡眠はあきらめましょう。いわば最後の賭けです。最善を尽くしましょう。
- 詰め込んでいる間は集中を妨げる要素は排除しましょう。携帯電話やテレビは電源を切っておきます。歌詞が含まれている音楽は避けましょう。時間は限られているので賢く使いましょう。
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次の学期あるいは学年の計画を立てる 卒業する場合はこのステップは不要です。まだ学校が続くのであれば、良い機会だと思って来年、あるいは来学期の計画を立てましょう。
- 学業用の手帳を購入しましょう。
- 大学生は、学期が始まる前に講義のシラバスを確認しましょう。
- 可能であれば、学期の頭に必要な教材を全てそろえておきましょう。
- 学習環境を整えましょう。
- 学校や大学が提供している学習支援制度があるかもしれないので調べておきましょう。(例えば、大学の場合、学習サポートセンター、ライティングセンター、個別指導・チューター制度などがあるかもしれません。
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夏期コースに参加する 夏休みまで勉強漬けになるのは気がすすまないかもしれませんが、成績を引き上げたいのであれば真剣に検討しましょう。住んでいる国や通っている教育機関の制度によって詳細は異なるものの、例えば、(成績を上げるために)夏の間に特定のクラスを再履修したり、これから履修する難しい講義の準備クラスを履修するといった方法を考えてみましょう。
- 大学生は、夏学期や夏期コースの期間に1つあるいはそれ以上のクラスを履修しておくというのは戦略的にも賢明な判断でしょう。例えば、後期に履修する単位数を減らすことができたり、卒業時期を早めることにつながるかもしれません。また、海外の大学や他の大学で夏期コースに参加すれば、旅を楽しむこともできます。さらに、履修に特定の条件が設けられている講義は早めにその条件を満たしておくのが得策です。
新学年に備える!!
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学期終了後に自己評価をする 自分の成果について、いくつかの点を自問し、何が上手くいったのか、上手くいかなかったのか自己分析しましょう。
- 成績を上げようと決意して、どのようなことを新たに試みましたか?その試みに効果は見られたのか、実際に成績は上がったのか、上がったのであれば、どの程度上がったのか考えてみましょう。また、何が自分に合っていたのか、逆に合っていなかったのかについても思い返してみましょう。今後はどのような点を改善すべきか導き出していきます。
- 取り入れて本当に効果があった勉強法は、今後も引き続き採用しましょう。
- 効果が見られなかったことがあれば、なぜなのか考えてみましょう。例えば、家で勉強しようとしてみたものの、集中しやすい環境ではなかった、といった要因があったのかもしれません。失敗を繰り返さないよう注意しましょう。
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学習環境を整える 学習用のカレンダーあるいは、壁に取り付けることのできる大きなホワイトボードカレンダーを用意しましょう。勉強に使用する場所はきれいに片づけておきましょう。不要なもの(本、雑誌、漫画など)はしまっておき、勉強に必要なもの(ボールペン、鉛筆、マーカーペン、付箋など)は整理整頓しておきます。集中しやすい勉強スペースを作ることが大切です。自分に分かりやすいように教材を並べ、必要なものがすぐに見つかり、取り出せるようにしておきましょう。
- 科目ごとに専用のノートやバインダーを用意して、ラベルで分類しておきましょう。
- ノートや教科書に含まれている様々な情報が見分けられるように、異なる色のボールペンやマーカーペンを用意しておきましょう。例えば、事例は青、用語の定義は黄色、といった要領で色分けしておくと便利です。
- 勉強中は携帯電話やタブレット端末の電源を切っておきましょう。また、必要でないのであればインターネットも接続を切断しておきましょう。メールやテキストメッセージの誘惑に負けないことが大切です。
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前もって教師に相談する 成績を上げたいと真剣に考えているのであれば、教師は手を差し伸べます。それぞれの教科やクラスで、どのような点に重点を置けば良いのか、与えられる学習内容に対してどのような勉強方法が最適なのか、事前に相談してみましょう。課題を提出する前に内容に目を通してもらうことは可能なのかどうかも確認をしておくと良いかもしれません。
- 大学生は、担当講師や教授の連絡先やオフィスアワーをしっかりと把握しておきましょう。オフィスアワーを利用して相談する必要があるのかを週ごとに事前に確認し、必要に応じて予約をしましょう。
- 助言を求める際は聞き方に気をつけましょう。例えば、「このクラスで重要なことは何ですか?」や「Aを取るにはどうしたら良いですか?」といった尋ね方は、あまり真剣さが感じられません。代わりに、「試験ではどのような出題形式が多いのですか?ノート取りをそれに合わせて工夫したいと思います」や「良い成績で終えたいと思っている学生にはどのような助言をしますか?」といった聞き方をすると、相手に与える印象が変わります。
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学習グループに参加する、あるいは立ち上げる 友達やクラスメートで集まり、一緒に勉強し課題に取り組みましょう。お互いに問題を出し合ったり、模擬試験を一緒に解いてみることができます。先生になったつもりで、交互に内容を説明してみるのも良いでしょう。
- グループで学習する際、ある程度の骨組み(前もって決められた集合時間、場所、その日の目標、非公式なリーダーや進行役など)があると役に立ちますが必須ではありません。
- グループで集まるのは必ずしも友達同士である必要はありません。事実、友達でない方が都合が良いかもしれません。仲良し同士で集まってしまうと、おしゃべりに夢中になり効率が下がることも考えられます。
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健康を維持する 必ず充分な睡眠をとりましょう。毎日健康的な食事を心がけ、できる限り頻繁に運動をしましょう。自分の身体的な健康を維持することが、心の健康を維持することにつながります。
- 自分の体を大切にするということは、休憩や休息をおろそかにしないということも意味しています。1時間ごとに立ち上がって少し歩き、目標を達成できた時は自分にご褒美を与えましょう。
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チューターに指導を依頼する チューターとは特定の分野や科目を学生に個別に指導をする人物です。大学によっては学習サポートセンター(アカデミックサクセスセンター)の枠組みの中で提供されていることもあります。名称は様々ですが、大学の多くは、チューター制度(大学院生が指導を担当していることもあります)、ライティングセンター(専門知識を持つ人物が学生の論文に目を通しフィードバックをを提供するというもの)、サクセスセンター(学習を全般的に支援する部門)などを用意しています。無料で利用できるものの、そうでないものもあります。
- チューター(あるいは家庭教師)を探している場合は、教師に相談しても良いかもしれません。例えば、過去の教え子で優秀だった人物を紹介してくれる可能性もあります。
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長期的に成績向上のための努力を続ける
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授業範囲の教材は予習と復習をする その日の授業で扱われる内容に対して準備をしておきましょう。教材からいくつかの質問を書き出し、授業が終わるまでに全て答えが得られているようにしましょう。授業の直後に内容を復習し、話し合われた概念も理解できていることを確認しましょう。不安な点が残っているのであれば、すぐに教師に質問しましょう。[11]
- 教材を音読すると記憶に残りやすくなります。分子生物学に飼い猫が興味を示すかもしれません!
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授業を休まない[13] 基本中の基本ですが、とても重要です。出席が最終的な単位取得の必須条件になっていることもあります。この場合、1回サボったことで重要なポイントが差し引かれます。また、授業には集中して参加しましょう。
- 授業に参加することで、学習意欲が高いということが教師に伝わります。いつか助言を求めることになっても、率先した態度で授業に参加している学生であれば、より快く手を差し伸べてくれるでしょう。
- 意欲の高さをよりはっきりと示したいのであれば、前の席に座りましょう。教師の目に入る一方で、後ろにいるクラスメートが気にならなくなり、集中力が高まるかもしれません。
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優れたノートを取る 全ての授業で自分に合ったノートを取ることができるようになりましょう。授業後すぐに内容を確認し、書き直すことで内容を記憶に残しやすくしましょう。教師が述べたポイントや、課題やテスト内容に関するヒントなどがあれば、マーカーペンで強調しておきます。
- ノートの重要箇所を見逃さないようにしましょう。日付、年表、人名とその人物が重要な理由、理論、等式、定義、議論されたトピックの賛否両論、画像、グラフ、図表、例題などが含まれます。
- 速記法を取り入れましょう。例えば、単語を書き出すのではなく同じ意味を表す記号を用いたり(「さらに」の代わりに「&」など)、英語でメモを取っている時は単語を省略しましょう(「およそ」を意味する「approximately」は「approx.」と省略できます)。また、必要に応じて自分なりの省略方法を考えて取り入れましょう。
- ノートを取る時は漢字(英語であればスペル)や文法の間違いを気にしないようにしましょう(もちろん、これが漢字やスペル、文法の授業であれば正しく書くことは大切です)。間違いは、後で必要に応じて訂正することができます。
- 授業に合わせてノートの取りかたを調整しましょう。科目によっては、 コーネル式のように形式が決まっている方法が適していることもあれば、より自由に書き込むことができる方が適していることもあります(議論が主体となるクラスなど) 。
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毎回クラスに参加する 出席は成績につながることもあるので重要です。この場合、教師は出席回数以上に出席の質、つまり「積極的参加」を重視します。出席者が積極的に参加することで、生徒が内容を理解できているのかどうかが教師に伝わります。説明不足な要素があることが分かれば、教師は説明をし直すことができます。
- 授業への参加が議論への参加へと発展することも、しばしばあります。教室の中で学生が議論するというのは教師の夢です。クラスメートの意見に賛成できない点があれば、(敬意を示しながら)そう述べてみましょう。ただし、議論が口論になってしまわないよう注意が必要です。
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宿題はできる限り早く終わらせる 提出期限の前夜まで先延ばしにしないようにしましょう。宿題は、(事前に周知されていななかったのであれば)出された日に取りかかるか、(事前に周知されていた場合は)課題を完了させるために必要な作業量を日々の勉強の計画に割り振りましょう。見直しと修正のための時間も設けられるように、提出期限よりも前に終わらせることを目指しましょう。
- 作文や論文といった課題は、漢字(スペル)、文法、形式といった単純なミスが減点の原因となることが多いので、余裕を持って完了させることが特に重要です。また、前もって終わらせることができれば、教師や家庭教師に読んでもらい、フィードバックを得られるかもしれません。
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未提出だった課題を提出する 無駄になる課題はありません。教師によっては期限を守れなかった課題に対して特別な採点方法を採用する人もいます。教師の判断にもよりますが、提出期限に間に合わなかった課題でも、ある程度の得点は得られるかもしれません。[18] 少しでも成績を良くしたいのであれば、1点たりとも無駄にしない方が賢明でしょう。
- 教師に確認するか、シラバスに目を通して、期限に間に合わなかった提出物に関するルールを把握しておきましょう。一切受理されないという決まりになっていて、間に合いそうもないのであれば、完成させる意味があまりないかもしれません。
- 提出期限後の課題は一切受理されないという決まりになっていて、まだいくらか時間がある場合は、課題を模擬試験だと捉えて完了しましょう。正解が渡されれば、正解率を確認することができます。
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課外単位の可能性について相談する 相談をして損をすることはありません。最悪の場合でも、無理だと断られるだけです。相談して、何らかの特別な課題が与えられたのであれば、必ず完了させましょう。
- 課外単位の相談は、学期が終わる2日前といった、ぎりぎりのタイミングで行わないようにしましょう。学期中怠慢に過ごした挙句に簡単に成績を回復させようとしているのだと思われてしまいます。苦労しているのであれば、早めに相談しましょう。
- 課外単位は教育関係者の中でも賛否両論があり、議論は耐えることがありません。つまり、課外単位は有益だと考える人と、そうでない人に別れています。[20] あなたの科目を担当している教師の誰もが、恐らくそのいずれかに当てはまるでしょう。どちらの場合でも、妥当な根拠があるはずです(過去の経験など)。課外単位について相談して損をすることはないものの、断られた際に反論するのは不毛でしょう。
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教材の内容を暗記するのではなく理解する 教材に書かれていること全てを単純に暗記するよりも、内容を理解しようとする方がずっと有益です。
- 1つのトピックを理解してから次のトピックに移るようにしましょう。2つが関連し合っている時は特に重要です。ほとんどの教材やクラスは、前の章や前回の授業の内容を次の章や授業につなげるように構成されています。前回の内容を学習していない場合、今回の内容を理解することが難しくなるでしょう。
スポンサーリンク 身の周りの状況や見慣れた状況に当てはめて理解してみましょう。考えや概念について説明する際に教科書が(時に教師も)用いる事例には退屈なものが多いからといって、あなた自身も退屈な事例を用いて理解しなければならないというわけではありません。例えば、ニュートンによる運動の第一法則について学習していて「不平衡力がかからない限り、動いている物体は動き続ける」といった一節を読んだのであれば、想像しやすい状況を頭に描いてみましょう。 映画「ワイルド・スピード」シリーズで、何かによって邪魔されるまで車が猛スピードで走行し続けている場面を想像してみると分かりやすく感じる人もいるかもしれません。(もちろん、これ以上に適した例はあると思いますが、自分で考えるという要点は伝わったでしょう。)
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試験に関する指示に事前に目を通し、従う どこで間違えたのかは分からないものの試験で減点されてしまった、という場合、試験に関する規定を確認し忘れ、従わなかったことが原因として考えられます。
- 例えば、テストのとある問題で、6つのトピックから4つを選び論じなければならないにも関わらず、6つ全てに関して論じてしまったといった場合が考えられます。これは、指示を注意深く読まなかったことを明らかに示す状況で、必要のないことに貴重な時間を割いてしまった(そして恐らく、その結果、必要なことに充てる時間が減ってしまった)ということを意味しています。
- また、1つ目の設問が次の設問につながっている場合を除き、出題されている順に解いていく必要はありません。テスト全体に目を通し、最も簡単と思われる設問からとりかかり、徐々に難易度がより高い設問に進んでいきましょう。解きながらどんどん自信が高まります。
- 指示にしっかりと従わなければならないのは試験だけではありません。作文や論文を書く際に、担当の教師から「行間は2行、フォントはTimes New Roman、フォントサイズは12、余白は1インチ」という指示が出されているのであれば、その通りに整えましょう。「行間1行、フォントはArial、フォントサイズ11、余白1.5インチ」では正しくありません。
ポイント
- 多くの学校や教育機関で、ノートの取りかた、先延ばしせず学習を進めるコツから、スピーチ、パワーポイント作成、文法、時間管理、ストレスの対処法に至るまで、幅広いテーマに関するアドバイス、セミナー、さらにワークショップなどを提供しています。自分が通っている学校でどのような仕組みや制度が提供されているのかを調べ、活用しましょう。
- 時間や課題を管理するために利用することのできる無料アプリも多数存在します。まだお気に入りがないのであれば、いくつか試し、最も相性の良かったものを少なくとも1学期の間使ってみましょう。
- 課題は時間に余裕を持って取り組みましょう。
- すべての科目に充分な学習時間を設けましょう。内容をより良く、そして深く理解できるようになります。
- 次の学期からではなく、今から始めましょう。
注意事項
- 各学校や教育機関によって違いはあるものの、病気が理由の場合、期末試験を後日受けたり、再試験(受け直し)が認められることがあります。ただし、医師の診断書や両親の書面による要望などを提出しなければならないかもしれません。また、一度開始した試験は、途中で退室すると戻って続きを受けることを認めていない学校も多いでしょう。こうした状況に見舞われないために取ることのできる簡単な対策が、健康をしっかりと管理し、試験当日、あるいは試験時間前後に体調を崩さないということです。ただし、本当に気分が悪くなってきてしまった時は、その学校の規則にすぐに目を通し、急いで教員に相談しましょう。後回しにせず、早めに対処することが大切です。まだ諦める時ではありません。