もくじ
科目ごとの効率的な勉強法
今まで紹介してきた記事に載っているのは勉強計画であったり、ノートの取り方であったり、比較的全科目共通して使える勉強方法でした。
ここからはそれぞれの科目でどのように勉強していくのかについてみていきましょう。
英語の勉強法
多くの受験生が必要となるのがこの英語です。
英語では語彙力が必要であったり、長文問題だと読解力が必要であったりします。また、リスニングや発音といった分野、英作文や並び替えなど文法力を試される問題もあり、いろいろな力を磨かなければなりません。
その分どういった対策をしていくのかを知らないとなかなか成績を上げることが出来ないので、紹介する英語の勉強法の記事を読んで対策していきましょう。
英単語ノートを使った覚え方
英単語ノートの覚え方
ここでは、英単語ノートを使った具体的な覚え方を解説していきます。
分からない単語や表現をノートに書く
問題集などを解いている時に、分からなかったりうる覚えだった単語や表現をノートに書き込みましょう。
何の疑問も無く意味が分かった単語や表現は、既に頭に残っているのでわざわざノートに書く必要はありません。
ノートに書くのは以下のように、英単語や表現と意味だけで十分です。
・overwhelming:圧倒的な
・anatomy:解剖学
・think of~:~の事を考える
アクセントや品詞などは書く必要はありません。
反復して見返す
英単語ノートは作っただけでは意味がありません。
英単語ノートを作るのは、あくまでも「作業」です。何度も反復して記憶に定着させる事で、始めて意味を成すことを覚えておきましょう。
効果的な復習のタイミングは、以下の通りです。
1日以内
↓
翌日
↓
1週間後
↓
1ヶ月後
↓
3ヶ月後
↓
・・・
エビングハウスの忘却曲線という人の脳の仕組みを考えた上でのタイミングなので、記憶に定着させるには非常に効果的です。
更に具体的な復習の効果的なタイミングについては、以下の記事にまとめています。合わせてご覧ください。
英単語ノートを使った覚え方のメリット
英単語ノートは分からないもののみを抽出しているので、覚えると効率的に苦手を克服することが出来ます。
また、完璧に覚えると、自分が過去に出会った英単語の全てを覚えれている事になります。
既に頭に入っている英単語を反復して復習しても意味はありません。
仮に英単語帳を使って復習しようとすると、既に覚えてしまっているものも同時に行う必要があります。
英単語ノートには、既に覚えてしまった英単語は収録されていないので、復習の効率も上げる事が出来ます。
英単語ノートの覚え方のポイント
ここでは、英単語ノートを使った覚え方のポイントを紹介していきます。
色は黒だけにする
英単語ノートの覚え方を実践する際に使う色は、黒だけにしましょう。
確かに様々な色を使う方がおしゃれなデザインになる上に、大事な箇所が分かりやすくなりますが、英単語ノートに書き込む内容は全て重要事項です。
また、英単語によって色を変えていたら、書き込むだけでも労力がかかる上に、勉強した気になってしまいます。
先ほど書いたように、英単語や表現の横に意味が並んでいるだけでかなり見やすいです。
複数色を使うのではなく、黒のシャーペンのみで英単語ノートを作る事が大事です。
同じ英単語は何度も書く
様々な英文を読んでいく中で、既にノートに書きこまれている英単語が分からない場面があるかと思います。
「確か前に書いたはずだけど忘れたな」という場合には、同じ英単語をノートに書きこんでも構いません。
ノートの中に何度も出てくる英単語は、中々覚えられないんだと判断することが出来ます。
また、同じ英単語で以前に覚えたのと異なる意味で出てきた時も、ノートに書きこんでおくようにしましょう。
持ち運べるノートを使う
英単語ノートは、ちょっとした隙間時間に見返せるように持ち運べるサイズのものを使うのがおすすめです。
また、分からない英単語や表現が出てきた時に、すぐに書き加えれるようにペンもノートと共に持参しておきましょう。
まとめ
英単語ノートを使った覚え方を分かってもらえたかと思います。
英単語ノートを作ると、自分が苦手なもののみをまとめることが出来るので、勉強の効率を大きく上げることが出来ます。是非、勉強をする際に英単語ノートを活用してみて下さい。