もくじ
Fラン大学で落ちた人はいるのか | 落ちる可能性があるFラン大学の特徴
ここでのFラン大学の定義
- 偏差値50未満の大学
- 日東駒専未満の大学全て
誰でも入れるイメージがあるFラン大学ですが、実際に入試に落ちたケースがあるのか気になります。
そこでそんな素朴な疑問を解消するべく、Fラン大学の受験について色々と調査しました!
- 落ちる可能性があるFラン大学の特徴
- Fラン大学に落ちたときにやるべきこと
これからFラン大学の受験を検討している人や、すでにFラン大学に落ちてしまった人にとって特に参考になる内容です。
Fラン大学についての理解をしっかり深めていきましょう!
Fラン大学を落ちた人はいるのか
Fラン大学を落ちた人はいるのか・・・という疑問ですが、結論は「いる」です。
Fラン大学と言われる大学は、一般的な定義では「日東駒専未満の大学全て」を指し、偏差値49以下の大学ということになります。
Fラン大学が全国にどのくらい存在しているのか、ピンとこない人もきっと多いと思います。
下記のデータは偏差値別の学部数を示したものです。
社会科学系学部471学部を偏差値別に分けているので、偏差値49以下を見ればその数がFラン大学の学部数ということになります。
▼偏差値別学部数・充足率
偏差値 | 私立学部数(充足率) | 国公立学部数(充足率) |
---|---|---|
39 | 25(78%) | – |
40〜44 | 138(93%) | – |
45〜49 | 52(113%) | 1(112%) |
50〜54 | 51(115%) | 19(106%) |
55〜59 | 51(118%) | 29(111%) |
60〜64 | 28(114%) | 12(110%) |
65〜69 | 22(115%) | 11(111%) |
70以上 | 17(117%) | 15(113%) |
充足率
- 学部ごとの入学者定員数に対する入学者の割合
- 充足率が100%を切ると定員割れの状態
まず、学校数的に、大学全体の半数近くがFラン大学にあたることが分かります。
その上で、Fラン大学の充足率の特徴をあげていきます。
- 偏差値44以下のFラン大学は定員割れしている
- 偏差値45~49の大学の充足率はFラン大学以外と大差はない
つまり、Fラン大学だからと言って、誰でもほぼ間違いなく合格できるというのは単なる迷信というのが分かります。
落ちる可能性があるFラン大学の特徴
先程の話を踏まえて、Fラン大学に落ちたケースにはどのような原因が考えられるのかに注目しましょう。
では、Fラン大学に落ちるケースの特徴を紹介します。
- 偏差値45~49の大学が落ちやすい
- 推薦入試などの「一般入試以外の試験」での入学者が多い
まず、Fラン大学に限らず大学全般の話として、合格者数を減らす傾向があります。
近年では国からの私学助成金交付の条件が厳しくなったことで、そもそもの大学の受入人数が減っているのです。
レベル問わず大学への合格者数は減っていますが、Fラン大学では推薦入試の人も多く、一般入試で合格できる人が減っているのです。
Fラン大学で落ちないための試験に関する基礎知識
Fラン大学に落ちてしまうことのないように、大学入試に関する基礎知識をご紹介します。
大学入試には、3つのスタイルがあります。
- 一般入試
- 推薦入試
- AO入試
ここでそれぞれの内容を簡潔にまとめてみましょう。
▼大学入試3つのスタイル
種別 | 内容 |
---|---|
一般入試 |
|
推薦入試 |
|
AO入試 |
|
一般入試に関しては理解しやすいと思いますが、問題は推薦入試とAO入試です。
この2つは似ているため区別が難しいのが特徴です。
分かりやすくいうと、推薦入試もAO入試も書類や面接、論文で合否が決まるのは同じですが、「学校の評定平均点」が求められるか否かの違いがあります。
また、大学受験の際にはいくつかの大学に複数チャレンジする「併願」が一般的です。
しかし、AO入試では第一志望であることを前提としているケースが多く、併願しにくい点がデメリットになります。
一般入試に関しては、科目テストの結果次第なため、点数さえ採れればOKとなります。
試験対策は過去問を何度も解くなどの地道なやり方が一般的で、過去問の結果が上がればモチベーションを感じやすいため、試験対策のやりがいが感じやすいです。
Fラン大学落ちた人が行動すべき3つのこと
でも、もしFラン大学に落ちちゃったらどうしよう・・・
大丈夫!ここで、その時に何をすべきかをしっかり紹介していくから!
この章では、もしもFラン大学に落ちてしまった場合にすべき行動をご紹介しておきます。
落ちないに越したことはありませんが、もし落ちたときのことを知っていると気持ちが楽ですよね。
では、みていきましょう!
他の大学の一般入試の日程を確認する
まずやるべきことは、「今の時点でまだ出願可能な大学がないかを確認する」ことです。
例えば、大学によって詳細は異なりますが、私立大学の場合には入試の種別で以下のように別れます。
- 推薦入試・・10月出願、11月試験、12月合格発表
- 一般入試・・12月出願、1月試験、2月合格発表
そのため、推薦入試で落ちてしまっても他の大学の一般入試を受けることが可能です。
大学入試日程に関しては、各大学の公式ホームページや、大学入試日程で検索すると簡単に見つけることができます。
まずはFラン大学に落ちたと嘆くよりも先に、受験可能な大学を探すのが先決です。
Fラン大学と就職を比較検討する
Fラン大学を受験するか、就職するかを比較検討することも必要です。
Fラン大学に落ちた今、他のFラン大学に行くことが自分の進むべき道なのかを考えましょう。
ここで、Fラン大学に進学するメリット・デメリットについてまとめてみました。
▼Fラン大学へ進学するメリットとデメリット
メリット | デメリット |
---|---|
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では、逆にFラン大学に進学せず、高卒でそのまま就職するケースではどうでしょう。
以下に高卒で主食するメリットとデメリットをまとめてみました。
▼高卒で就職するメリットとデメリット
メリット | デメリット |
---|---|
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感じ方は人それぞれかと思いますが、まとめると以下のような特徴になります。
- やっぱりどうしても大卒の資格が欲しいならFラン大学に行くべし。
- Fラン大学卒が就職や将来の出世に有利だと思っているならそれは誤り。
- 高卒も大卒もデメリットは避けられない。
人生逆転を目指すならインターンシップを活用する
進学でもなく就職でもない新しい選択肢としてご紹介したいのが、有償インターンシップです。
インターンシップは就職する前に、中長期で職業体験ができる制度のことを言います。
インターンシップ期間は、給料をもらいながら実際に各企業の一員として働くことができるため、生活に困ることはありません。
インターンシップをおすすめする理由をご覧ください。
- Fラン大学卒業でも高収入や出世は目指しにくい
- インターンなら現場で使えるスキルや実績をゲット
- 「経験者枠」での就職(転職)が可能
- 目指せる企業のレベルが高くなる
インターンでも、特に「リバラボインターンシップ」というインターンがおすすめです。
インターンのことが分からない、応募する方法がいまいち見つけられない、など「インターンは気になるけれど自力ではハードルが高い」という人をサポートしています。
- 専門スキルと実績を詰めるインターンの場を用意
- インターン後の就職活動もしっかりサポート
そして、ありがちな「インターンは終えたけれどここからの就職活動の方法が分からず立ち止まってしまう」心配も不要です。
さらに、リバラボインターンシップでは給料制度も整っているので、インターンでもしっかり稼げます。
スキルを勉強しながらお金を稼ぐ、最高の環境が用意されています。
▼給料制度
Fラン大学への進学も高卒での就職も、正直どちらもリスクは高いです。
新しいインターンという道で確実なスキルと経験を積めば、将来はFラン大学卒業よりも多様な選択肢が広がる可能性が高いです。
ぜひ、Fラン大学への再受験や高卒で就職するのを悩んでいる人は考え直してみてくださいね。
まとめ
この記事では、Fラン大学に落ちる可能性や落ちた後の行動について解説してまいりました。
- Fラン大学でも落ちる人はいる
- Fラン大学に落ちたら「Fラン大学進学」「高卒就職」を比較検討
- 将来成功したいならインターンシップがおすすめ
Fラン大学でも大卒の資格は確かに取れますが、その資格が就職活動や将来の出世に有効でなければあまり意味があるとは言えません。
インターンシップであれば、そのFラン大学や高卒にありがちなデメリットを払拭することが可能になるケースがとても多くあります。
Fラン大学への進学を悩んでいるのなら、ぜひインターンシップという選択肢を検討されてみてはいかがでしょうか。