Fランク大学とはどういう意味なのですか?

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Fランク大学とはどういう意味なのですか?



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「Fランク大学」とは 日本において不合格者が少なすぎて偏差値を算出できない大学の事を意味します。

河合塾によると入試難易予想ランキングにおいて「BF(ボーダー・フリー)大学」という合否判定できない分類に該当する大学の意と解釈されています。

要するに偏差値が極端に低い大学であったり、偏差値37未満の大学も該当すると言われています。

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河合塾による模試において倍率が低く、偏差値算出が不可能な学部学科のカテゴリを言います。現在ではBF(ボーダーフリー)という言葉が代わりに使用されている用です。この意味は大学入試が機能せず、希望者全員が入れる大学という意味になります。

教育水準の低下や経営破綻のリスクが問題視されているこれらの大学は無名の大学を、しばしば日東駒専未満をFラン扱いする傾向にあります。また有名大学を叩く用途で用いるユーザーもいます。

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偏差値単語

平均を50として、それより上か下かを数値として示せるようにしたものである。統計において使用されるが、日本においては一般的に「学力偏差値」のことを指すことが多い。

偏差値自体は、学校の社会的評価及び教育水準を示すものではないが、校風や教育の良し悪しや社会的評価の変化により、偏差値に影響を及ぼすこともあるため一概に関係性を否定できるものではない。但し、立地条件の影響も大きいことは忘れてはいけない。

「偏差値を○○上げる」「偏差値○○からの・・・」といったキャッチフレーズの受験指南書や参考書などがよく見られる。

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大学においては、一部の例外を除いて大きな序列の変化はあまり見られないが、高等学校では偏差値に大きな変化が見られるところがある(具体例で言えば男女別学校の共学化や中高一貫校化など)。

ざっくりした目安(あなたが受けたテストの結果が正規分布に従うと仮定した場合の偏差値の目安は)

偏差値50…上位50%
偏差値55…上位30.85%
偏差値60…上位15.87%
偏差値65…上位6.68%
偏差値70…上位2.28%
偏差値75…上位0.62%

となる。模試を行った会社は膨大なサンプル数から偏差値を出していることや経験則として模試の結果が正規分布に比較的に近いことが知られているので、高校や大学受験用の大規模模試などでは上記の目安を信用してもよいと考えられる。

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学校の小テストのようにサンプル数が少ない場合などのように、上位の層と下位の層に分かれてしまうなど、正規分布に従ってるとは言えない例外も存在する。この場合はテストの点数の分布を検定してからこの目安を使うのが望ましい。

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偏差値を見る時の注意点

模試を受ける母集団に注意しなければならない。予備校や塾の模試ごとに異なる偏差値が出ることは周知の事実だと思う。それは下記の偏差値の求め方の項で詳述されるが、模試の平均点によって偏差値は高めに出たり低めに出たりするからである。

わかり易い例では、同じ予備校でも難関大受験者向けと全ての大学受験生向けの模試では偏差値の出方が異なる。この場合は問題の難易度も異なるが想定される受験者層(母集団)が違っている。

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中学受験は一部の優秀な層しか受けないので低めに出る。高校受験は現在はほぼ全員が受けるが、レベルの高い中高一貫校の学生は受けないので高めに出る。大学受験においては進学率50%程度であることや国公立・私立や文系・理系に分かれた試験形態となるのでその母集団に準じたものになる。

究極的には同じ模試の同じ科目(受験型)を受けた人(サンプル)内での偏差値でしかないので、母集団を考えずに比較してはいけない。

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