最もおトクな大学は?関関同立の「真の実力と人気」を独自判定してみました!

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最もおトクな大学は?関関同立の「真の実力と人気」を独自判定してみました!

実力、人気共に関西トップ私立大学群である“関関同立”(関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学)を五つの独自指標で徹底比較!関西の私立大学では同志社大学が頭一つ抜けている印象が強いがその実態は?

では日本を代表する私大14校、早稲田・慶應義塾・上智・東京理科・学習院・明治・青山学院・立教・中央・法政・関西・関西学院・同志社・立命館大学をピックアップ。人気・実力を測るべくレーダーチャートで比較している。

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■ 関関同立“最弱”も
入試倍率に強みの関西大学

関西私立大学Aグループといわれる関関同立(関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学)の中で、残念ながら最下位が定位置となっているのが関西大学だ。特に偏差値は、関関同立はもちろん14私大の中で最も入りやすい。

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■ 関大レーダーチャート

しかし、関西私大Aグループの末席が故の強みがある。それは入試倍率だ。関関同立の中では他の3大学が軒並み2倍台なのに対し、関大のそれは4倍を超える。その理由は、関西私大Bグループといわれる産近甲龍(京都産業大学、近畿大学、甲南大学、龍谷大学)の志願者層のチャレンジ校として、片や、国公立大学やその他関西私大Aグループの志願者層の確実に受かっておきたいすべり止め校として、それぞれのニーズのクロスポイントに関大がなっているからだ。

コロナ禍の逆風が吹いた2021年度入試の志願者数(一般入試+共通テスト)でも、前年度比で関関同立で2番目に減少幅が小さい9.3ポイント減に踏みとどまった。

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また、今年3月の卒業生の就職も堅調だった。就職希望者の就職率は97.8%(学部のみ)と前年比で1.1ポイント増。大学院進学者を除いた全卒業生を分母とする就職率も88.7%と同3.4ポイント増だ。今年度の就職状況はさらに好調だ。5月1日段階での内定取得率は51.3%で、前年同月比で5.6ポイント増となっている。

続いて、コロナ禍における授業の方針は、原則として対面重視といえよう。関大では昨年9月21日以降、大教室の科目を除いて原則対面による講義に切り替え、科目数ベースで約93%の講義が対面で行われた(今年度は4月の大阪府の要請によって再びオンライン講義に切り替え)。

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■ 理系再編の関西学院大学
志願者数は独り勝ち

その校風や就職力から「西の慶應義塾大学」ともいわれる関西学院大学。その強みは、グローバル教育だ。14年にスーパーグローバル大学(SGU)に採択されたこともあり、関関同立では2位につける。

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■ 関学レーダーチャート

一方、関西学院の弱点は、志願者数が減少していることです。しかし、2009年の入試では、関西の他の私立大学Aグループがコロナの震災で軒並み志願者数を減らしたのに対し、関西学院は1.2ポイント増に転じました。なぜか?

その理由は、入試改革にある。関関同立の中で最も低かった一般入試の比率を高めた。また、2009年度から神戸三田キャンパスの理工学部を理系の4学部に再編したことも大きく影響し、理系学部の志願者数は前年比44ポイント増と飛躍的に増加したという。

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なお、2008年度卒業者の就職希望者の就職率は99.3%で、前年度より0.4ポイント低下しています。関西学院の就職支援で重視しているのは、”キャリア把握率 “です。4年生全員と詳細な情報交換をすることで、99.4%の就職状況が把握できると言われています。関西学院は、関関同立の中では就職に強いと言われていますが、懸念もあります。奨学金に強い銀行などの金融業界では、コロナの震災の影響で採用数が減っている。

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コロナ奨学金の学生支援で特筆すべきは、日本で唯一の奨学金制度「ヘックス型貸与奨学金」が始まったことだ。貸与された学生は、卒業後、年収400万円を超えると月1万円を返済することになります。これは「学生の未来」を担保する奨学金制度です。2008年度の病気による退学者はわずか2名。2009年度もこの制度は継続しています。

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■ 関西私大の絶対王者
同志社大学は志願者1割減

関西私大Aグループ筆頭格である同志社大学。その強みは、何といっても偏差値の高さだ。関関同立では圧倒的トップ。14私大全体でも3位につける。

その理由は、京都大学や大阪大学、神戸大学など京阪神エリアの難関国公立大学を目指す優秀な受験生たちの受け皿として位置付けられているからだ。

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■同志社レーダーチャート

しかし、2009年の入試では、14学部合計(一般入試+併願入試)で前年比10.9ポイントの減少となりました。原因はやはりコロナ病と考えられていますが、学部や受験生の出身地にかかわらず、総じて低下しているのが同志社の特徴です。一方で、備忘録として学内の併願率は上昇を続けており、よく揺れる「日本一の滑り止め大学」から「第一志望の大学」へとシフトしているようです。

一方で、2008年度の卒業生の就職率は前年比0.7ポイント減と大苦戦しています。同志社の就職支援の特徴は、支援策の高度化でしょう。現3年生の昇格直前には、いち早くオンライン就職ガイダンスを実施し、2,000人以上が集まりました。

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また、同志社は幸いなことに、他大学がほぼ1種類のeラーニングの学習管理システム(LMS)を最初から2種類構築していました。その結果、オンライン授業への移行時に、他大学で発生したようなシステムトラブルはありませんでした。

■ 志願者が最も減った
全国型・立命館大学の不幸

関関同立で最大のマンモス校、立命館大学。関学と同じく、SGU採択校でグローバル教育に強く、科学研究費補助金でも14私大中3位につける。

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■ 立命館レーダーチャート

立命館は関西私大A群の順位で関西と2位を争うまでの勢いがありましたが、21年度入試では志願者数によって関西と明暗が分かれました。立命館の志願者数は前年比19ポイント減で、10万3000人から8万3000人に減り、日本で唯一2万人以上の減少となりました。

背景には、立命館が関関同立で最も全国区の大学であることがあります。コロナの震災で地元志向が高まったことで、一人当たりの併願数が減ったと考えられる。

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一方で、就職希望者の就職率は前年より2.2ポイント低下し、全国平均とほぼ同じ値となっています。立命館の就活支援の特徴は、キャリアセンターの支援だけでなく、歴史的にOB・OG会による独自の就活支援が行われていることです。例えば、経済学部のOB・OG会では、卒業生が就活生との面接練習や就職指導を行っています。

最後に、コロナの授業の特徴として、関関同立で最高の成績だった「グローバル教育」に関連した留学支援を見てみましょう。

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立命館では、昨年4月の時点で、学生に留学の意思を確認するアンケートを早期に実施しました。その後、コロナの震災で留学が不可能になったものの、留学したいという強い意志を持つ学生のために、海外の提携大学とのオンライン授業やセミナーを実施する環境や、学生のニーズにできるだけ応える体制を整えていきます。構築しています。

関西私立大学の順番は、受験生がW合格したときにどちらに進むかでも理解できます。


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