もくじ
先生も教えてくれない効果的に勉強する方法を伝授します!(4)
Part 4 効率的な学習
1 適宜、休憩をとる。
何時間も勉強する場合は、1時間ごとに5分程度の休憩を取りましょう。
そうすれば、長時間座っていても、足や腕の関節を動かすことができます。
また、休憩をとることで、リラックスして効果的に記憶することができ、さらに勉強に集中することができます。
体を動かして血行を良くし、頭をシャキッとさせましょう。
家の中で準備運動をしたり、犬と遊んだり、スクワットをしたりしてみましょう。
体を動かして緊張感を高めつつ、疲れないように。
動きながら勉強します。例えば、勉強している内容をつぶやきながらテーブルの周りを歩いたり、壁に寄りかかってノートを読んだり。[TWENTY ONE](トゥエンティワン)
2 キーワードを使って集中力を取り戻す
勉強している内容に関連するキーワードを選びます。
集中力が切れたり、邪魔が入ったり、他のことに気を取られたりしたら、勉強していたことが頭に戻ってくるまで、頭の中でそのキーワードを繰り返します。
この場合のキーワードは、1つの固定された言葉ではなく、あなたの勉強や仕事に依存しています。
どんなキーワードを選べばいいかという決まりはなく、そのキーワードを使うことで勉強に集中できるようなものを選べばいいのです。
例えば、ギターについての文章を読むときには、「ギター」をキーワードにすることができます。
心が乱れたり、内容が理解できなかったり、集中できなかったりしたときには、再び文章に集中できるようになるまで「ギター、ギター、ギター」と心の中で繰り返し、勉強に戻ります。
私はそうします。
3 授業中はしっかりノートを取る
授業中はできるだけしっかりとノートを取りましょう。
全てを正確にノートに取る必要はありませんし、完璧な文章にする必要もありませんが、重要な部分は全てノートに取るようにしましょう。
先生が話した専門用語をノートに書いて、家に帰ってから教科書から用語の定義をコピーしてもいい。
出来るだけ多くの情報を書きましょう。
授業中にしっかりとノートを取っていれば、自然と授業中に起こっていることをすべて意識し、注意を払うようになります。
また、眠くなることもありません。
省略語や略語を使う。略語を使えば、素早くノートを書くことができます。自分で略語を作ってみたり、イギリスを「UK」、アメリカを「US」と書くなど、よく使われる略語を使ってみましょう。
授業中にわからないことがあれば、クラスで質問したり、ディスカッションの場を設けたりしましょう。または、ノートの余白に質問や関連性を書く。
家に帰ってから、その日の勉強の際に疑問点を調べたり、関連事項を探したりする。
4 帰宅後、再度ノートを書く。
ノートを書くときは、内容をきちんと理解して書くことよりも、内容を書き出すことに集中する。
授業が終わったら、できるだけ早くノートを書き直す。内容が頭の中ではっきりと記憶されているうちに書き直せば、理解できなくても記憶をたどって書くことができます。
ノートを書き換えることで、内容に積極的に関わることになるので、とても積極的に勉強することができます。
ノートを読むだけでは、集中力が途切れやすいものです。
書くことで、その内容について考えることができます。
これは、取ったノートを理解しなくてもいいということではありません。
家で問題を調べたり、きれいなノートを書いたりといったことをして、時間を無駄にしてはいけません。授業中に取ったノートは「下書き」だと思ってください。
また、ノートを2冊持つのもいいでしょう。
1つは授業中に取った「下書き」用のノート、もう1つは家で美しく書き直すためのノートです。
PCを使ってノートを取る人もいますが、「手書きで書いたほうが内容が身につく」と考える人も少なくありません。
なるべく自分の言葉で書くようにしましょう。また、絵を描くのもいいでしょう。例えば、解剖学の勉強をしているのであれば、習ったことを思い出して、解剖図を描き直してみましょう。
5 勉強していることに興味を持てるように工夫すること。
論理的な議論をしているだけでは、勉強のモチベーションは上がりません。
“一生懸命勉強すれば、いい大学に行けて、いい仕事に就ける “と思っても、やる気が出ないかもしれません。
勉強している内容の中で、それぞれの科目で自分が興味を持てるものを探してみてください。
そして、それを自分の人生や興味のあることと結びつけるのです。
こうしたことは、化学反応や物理学の実験、方程式を証明する数式などを意識的に連想したり、公園に行って木に生えている葉っぱを見た後に、「さて、先週の生き物。授業で習った葉っぱを考えてみよう。”
クリエイティブに関連付けよう。勉強している内容に沿って、物語を作ってみよう。
例えば、勉強の中で出てきた用語や歴史上の人物などのキーワードを使って、ストーリーを作ってみましょう。
6 自分の苦手な科目から勉強する
勉強するときは、自分が苦手とする科目から始めましょう。
そうすることで、勉強時間が増え、エネルギッシュにじっくりと勉強することができます。簡単な科目は後回しにしましょう。
最重要項目から勉強する。教科書を最初から最後までただ読むことは避けましょう。
新しい内容が出てきても、そこで止まってしまいます。
新しい内容は、すでに知っていることと関連付けることで覚えやすくなります。
テストに出ない内容に時間をかけないようにしましょう。重要な部分に集中しましょう。
7 重要な用語を覚える。
用語リストや章で太字の用語を探しましょう。
教科書の中で、用語だけを抜き出したページや用語集を探し、その中のすべての用語を完璧に理解するようにしましょう。
すべての用語を覚える必要はありませんが、特定の分野で重要な考えを持っている場合は、たいていそれに関連した特別な用語があります。
これらの用語を勉強して問題なく使えるようになれば、どんどん蓄積されていき、最終的にはその科目を習得することができます。
8 勉強仲間を作る。
3-4人の友人やクラスメートを集めて、自分のボキャブラリーを持ってきましょう。それをひっくり返して問題を起こしましょう。
わからない人がいたら、交互に説明して、教え合いましょう。ボードゲームのようにして遊ぶとさらに良いでしょう。
各メンバーにいくつかのコンセプトを割り当て、自分の責任を他のメンバーに説明しましょう。
講義内容をグループに分け、各グループが担当した重要なコンセプトをまとめます。
それをみんなの前で説明するか、1ページにまとめて他のグループに見せる。
週に一度、グループ学習会を行う。毎週新しいトピックを勉強することで、テスト前だけでなく、学期を通して勉強することになります。
勉強会のメンバーは、真剣に勉強したい人だけを選びます。
ポイント
ただ覚えているだけではなく、全く知らない人にも説明できるくらい理解すること。
自分と同じくらい真剣な人と一緒に勉強することは、あなたの熱意を引き出すきっかけになります。
勉強会を細分化し、ノートを読み返し、各章の概要を説明し、感想を語り合いましょう。
お互いに教え合い、理解し合っていきましょう。
先延ばしにしてはいけません。早めに勉強を始めれば、ストレスも溜まりません。
先延ばしは悪い習慣なので、すぐに始めることを習慣にしましょう。
早く勉強すれば、最終的に良い結果が得られます。
教科書の各章の終わりには、たいていまとめがあります。
これを使って自分で問題を解くのもいいでしょう。テストに使う先生もいます。
自分が勉強していることのコンセプトを理解していることを確認してください。
そうでなければ、内容を理解することは難しいでしょう。
授業中にノートを取るとき、異なる色を使うと、家に帰って勉強するのが楽しくなります。
勉強スペースを整理整頓し、必要なものをそばに置いておくと、余計な時間をかけて探し回る必要がありません。
勉強中は携帯電話の電源を切りましょう。
勉強するときは音楽をかけましょう。静かすぎると、勉強に集中できず、ぼんやりしてしまいます。勉強中にストレスを感じたら、ゆっくりと深呼吸をしましょう。
ストレスを感じると、よく息を止めてしまいます。
人によっては、いくつかの方法で勉強するとうまくいくので、それらを組み合わせるのもいいでしょう。
例えば、視覚と聴覚の両方の能力を持っている人は、勉強している内容についてのビデオを見るのが効果的です。
勉強法を組み合わせることで、勉強している内容に興味を持つことができます。注意を引くことは、頭に残るものです。
注意事項
満腹感を感じたときは要注意です。
例えば、勉強せずにこの記事を読んでいる人はいませんか?その場合、努力しても成功しませんし、後回しにすると自分のやり方を責めてしまうことになります。
緊張しすぎたり、何か不安があって勉強できないという人は、自分の感情をコントロールできるようになると、ちゃんと勉強できるようになります。
自分でコントロールできない場合は、スクールカウンセラーに相談してみましょう。