もくじ
就活で「フィードバック」の無い面接では不安な学生が多い
フィードバック」の無い面接
毎年学生は“就職活動”に精を出すのですが企業側の採用活動の問題点として
「フィードバック」がないというのが一番学生に取っては悩むところです。
試験であれば自分が何点取ったのかが分かるので合格できなくても納得できます。
ところが就活に置いてはそれが企業側から示されないので学生が就活に
疲れてしまうのはここが最大の理由ではないかと思います。
「自分の何がダメだったのか」「何を直したら良いか分からない」のです。
ですから自分の今のレベルを掴むことができます。
今後どういう勉強が必要かということも自分では全く分かります。
仮に面接において1次面接を通過した理由も分からなければ、2次面接で落とされた
理由も全く分からないまま結果だけが届くシステムは学生の悩みとなっております。
この状況が続いたのでは、おそらく学生は何がダメなのか何も分からず途方に
暮れるしかないのではと思います。
企業側から言わせれば、そんなことを一人一人対応していたのでは採用効率に問題が
残りフィードバックなどといった手間のかかることはしたくないのが本音かもしれません。
これが学生の間でどんどん噂となり「何であいつが合格して俺はダメなのか」とか
「どう見ても俺の方が見てくれは良いのに」といった嘆き節が聞こえてきます。
経団連加盟企業は「採用時期を遅らせる」などと実際の効果の薄いことをやって
お茶を濁しておりますが、今後の為に是非検討をして欲しいところです。
企業側に文句をいってはおりますが学生側にも全く問題がないわけではありません。
企業側からすれば「できるだけ優秀な学生」を採用したいのは皆同じです。
日本の学生は世界のどこの学生と比べても自信を持って勉強をしていないと断言できます。
留学生を見てますと中国やインドなどの学生は優秀で意識が高いことが分かりますし
真剣さが伝わってきますし雇用市場はグローバル化しておりますから優秀であれば
日本人では無く優秀な現地の人間を採用していく傾向は今後ますます活発化することは
誰でも想像できます。
もし企業側が”学閥”で採用枠を決めるというのであれば始めから応募はしないのですが
その事実は学生側には噂や想像でしか分かりません。
結論的に言えば学生はもっと勉強をしろと言うことなのでしょうが、この就活における
不合格通知は今後も学生の間では悩まし問題として学生街を駆け抜けると思います。
そこで面接で大事なことはズバリ話の内容よりもまずは笑顔!明るさ!熱意!
その次に大事なことは、伸びしろや成長性があるか、職場の雰囲気と合っているか、です。
ここをわかってないと必ず面接は落ちます!いくらうまく話すことができてもそれが棒読みで
表情も暗く、志望熱意が低そうな話し方であれば、採用者側も甘くないのでそんな人をとりたいと思いません(笑)。
そんな小細工人間よりも話すのが上手くはないけど一生懸命に不器用なりに大きな声で明るく、自分の言葉で話している人の方が採用している側もとりたくなる者なのです。
ズバリ、貴方とこれからも一緒に仕事をしたいと思わせる学生を採用するのです。