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MARCHの難易度はどれくらい?大学の偏差値ランキング
「MARCHの難易度ってどのくらい?」
MARCH、もしくはGMARCHは日本トップクラスの私立大学を表す総称です。特に偏差値が高い学部なら早慶上智にも匹敵するので、多くの大学受験生から人気があります。
今回はMARCHの難易度について、学部の偏差値ランキングや勉強法などと共に解説します。
これを読めば、MARCHの難易度と入るための勉強法がよくわかるはずです。
MARCHの難易度についてざっくり説明すると
平均偏差値は60超え
上位の学部は早慶上智にも匹敵する
MARCHの偏差値や難易度はどれくらい?
リポートする男性多くの大学受験生が憧れる「MARCH」の偏差値や難易度はどのくらいなのでしょうか。
MARCHの難易度と偏差値ランキング
MARCHとは同じくらいの偏差値帯に属する明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学の総称です。また最近はこれに学習院大学を加えて「GMARCH(ジーマーチ)」と呼ぶこともあります。
ちなみにリクルートが実施した「高校生が出願したい大学」の調査では、トップ5のうち4つがMARCHという結果でした。
MARCHの偏差値は60前後であり、偏差値が最も高い学部であれば、早慶にも並ぶほどの高い水準です。なお、GMARCHの中で偏差値を比べるなら、立教>明治>青山>中央=法政・学習院という構図が成り立ちます。
MARCHの偏差値推移
MARCHの偏差値推移を見ると、1982年から1997年にかけて上昇し続けていた偏差値は、1997年を境に下降の一途を辿っていました。
しかし、2007年以降は再び偏差値は上昇基調に戻り、2007年には60台前半だった平均偏差値は2019年には60台後半から70近くまで上昇しています。
よってMARCHの難易度は昨今上昇していると言えるでしょう。近年は私大で定数削減が行われているため、一般入試で入るのはなかなか難しくなりつつあります。
MARCHの難易度の特徴
学部の平均値を取るならMARCHの中で偏差値が最も高いのは立教大学ですが、偏差値67の学部もあれば偏差値50台の学部もあるので、どの学部を目指すのかによって難易度は異なります。
明治大学はどの学部も偏差値60前後なので、全体的にレベルの高い大学であると言えるでしょう。
青山学院大学には独自色が強い学部が豊富に揃っており、近年は倍率が上昇しています。難易度としてはMARCHの中では中間程度の位置付けです。
MARCHの中では難易度が低い学部が多いのは中央大学と法政大学で、これらの大学には比較的進学しやすいと言えるでしょう。
早慶上智や日東駒専と比較すると
早慶上智(早稲田大学・慶應義塾大学・上智大学)はMARCHの上位に位置する大学群です。
偏差値としては66?72程度であり、早稲田大学政治経済学部、早稲田大学社会科学部、慶應法学部を筆頭に偏差値の高い学部がずらりと並びます。
なお、MARCHの中で最も偏差値が高い学部は、立教の経営学部や青山の総合文化政策学部ですが、これらは慶應の環境情報など早慶上智の中でも難易度が低い学部と同程度の偏差値です。
一方で日東駒専(日本大学・東洋大学・駒澤大学・専修大学)は、MARCHの下位に位置する大学群になります。
レベル感としては、日東駒専の中で最も難易度が高い東洋大学の文学部などが、法政大学や学習院大学の平均の難易度と同じくらいと考えて良いでしょう。