卒業まで大学に在籍しますがはたして学部設置は正しく運営されているか

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卒業まで大学に在籍しますがはたして学部設置は正しく運営されているか

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学部設置は正しく運営されているか

新しい学部が親切されるのは良いのですが喜んでばかりもいられないようです。大学では学部を新設するに当たり手を抜くことはない思うのですが、実際にはそれが起きているというのです。

古い話で恐縮ですが文科省によれば平成15~20年度に新設された学部で380学部を調べた結果約4分の1である100学部で学生数の過不足やカリキュラム変更がったということです。

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計画通りに運営されてないので学生にとっては当初と違う内容の授業を受けさせられているのです。

新設大学た新設学部が皆そういだとは言いませんがここに数例を記述したいと思います。

大学の名誉の為に名指しは避けますが、大阪のある大学では「ビジネス学部」と「現代社会学部」の2学部において科目の3分の1が担当教員と受講学年の変更がありましたし届け出内容を大幅に逸脱しておりました。

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大学の設置基準すら満たしていない実態が次から次に

次に首都圏のある福祉大短期大学部では同じ法人が経営する専門学校と授業が重複し明確な区別がない授業が運営されていたことが発覚しておりますし、九州地方のある医療福祉大では専任教員数が32人も不足していたことも分かっております。

とにかく大学の設置基準すら満たしていない実態が次から次に出てきているのです。これはずさんな学部設置なのですが背景には学生数を確保したいという大学側の焦りから計画や見積もりが甘くなり当初の計画を順守する気も薄くなるからではと言われております。

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その影響か学生の質の低下にも反映され大学で基礎を一から教えないと次の授業に進めない学生が増えているので中学や高校レベルの補習授業を行っていた大学が全体の約3割に上るという話を聞くと唖然としまいます。

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学生の質を落としているのは?

言葉は悪いですが今後消える大学と残る大学は大学全入時代に置いては偏差値の上位校から
順に受験生を入学させていきますので仮に上位校が定員数以上に成績上位学生を合格させれば
中位校以下は成績の低い学生が入学することになります。

そうしますとこれまで大学に入れなかった高校生でも大学生になれるということになり大学生の学力が低いのは学生の責任でもありますがそれよりも学生の質を落としているのは実は大学自身ということになります。

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