もくじ
「小学生の子供に勉強させる良い方法はないかな?」コツを解説!
勉強ができる小学生の特徴とは?生活学習の効果と学習習慣づくりのコツを解説!
“勉強ができる子どもを育てるにはどうしたらいいですか?”
“小学生に勉強をさせる良い方法はありますか?”
このように、子どもに勉強させたいと思っていても、親として何をすればいいのかわからず、困っていませんか?
そこでここでは、「勉強ができる子」の特徴や、「勉強ができる子」を育てるための習慣づくり、親としてのサポートの仕方などを詳しく解説します。
これを読めば、小学生の子どもを「勉強ができる子」に育てるための具体的な方法がわかるはずです。
勉強ができる子に育てるための習慣化を簡単に説明すると
勉強ができる小学生は、勉強や調べ物をする習慣がある
低学年のうちに毎日短い時間から勉強を始め、習慣化する
子どもが勉強しやすいように、親がサポートしてあげることも大切です。
小学生の場合は、塾よりも通信教育をお勧めします。
勉強ができる小学生の特徴
勉強している2人の男の子 “もう小学生なのだから、勉強ができる子になってほしい “と考えている親御さんは多いと思います。
子どもが小学生になると、学校や近所で「あの子は勉強ができる」といった噂を耳にし、自分の子どもと比較されることもあるでしょう。
勉強ができる子の特徴とは?
勉強ができる子どもの特徴を見ながら、勉強ができる子どもを育てるためにはどのような習慣を身につければよいのか、その方法についても解説します。
勉強の習慣をつける
いくら勉強ができるといっても、最初から勉強する習慣があるわけではありません。
特に小学校の低学年になると、勉強の習慣がついている子は少ないと思います。
“習慣がある “というのは、「〇時から宿題を始めよう」など、その子が自分から勉強を始めようとしていることです。
おそらくほとんどの小学生は、親から「宿題をしなさい」と言われて初めて宿題や勉強を始めるのではないでしょうか。
親に言われないと勉強を始められない子が多いということは、勉強の習慣をつけるのは簡単ではないということでもあります。
子どもの力だけで勉強の習慣をつけるのはとても難しい。
最初は親が声をかけてあげることが必要です。
詳しくは後述しますが、学習習慣を身につけたいと思えば、親がサポートしてくれるはずです。
「調べる」という習慣がある
授業の内容が理解できないとき、毎回理解しようとしていましたか?実際、宿題や授業で何となくわからないままにしているお子さんは多いですよね。
しかし、勉強ができる子は、わからないことを残さずに解決する傾向があります。
小学生の場合は、授業や宿題ですでに勉強した内容と同じレベルのものを与えられることが多いです。
つまり、授業や宿題でわからないことがあっても、すぐに調べたり考えたりして解決すれば、テストでいい点がとれるということです。
多くの子どもたちは、勉強している内容が本当に理解できないうちに、調べて問題を解く癖があります。なぜなら、わからないとすぐに問題を解くことを繰り返すからです。
授業の内容が理解できなければ、すぐに調べて解くことで、テストで良い点を取ることができるのです。
テストで良い点を取ることはやる気につながるので、好循環を生み、より積極的に勉強に取り組むことが期待できます。
ノートはきれいですか?
成績の良い小学生を見ると、字がきれいでノートを取るのが上手な人が多い傾向にあります。
これは、ノートをきれいに整理できる子には、真面目できちんとした性格の子が多く、先生に好かれやすいことや、テスト前にしっかり勉強して良い結果を出しているからだと考えられます。
ただし、ノートのきれいさが成績に関係するのは、勉強の内容が簡単な場合だけです。
勉強の難易度が上がると、ノートのきれいさよりも、内容を理解して要点を書き留めることが重要になります。
小学生の時にノートがきれいで成績が良かったとしても、後になって勉強ができる子に育つとは限りません。
そもそも、ノートは自分が大切だと思うことを書いて理解するためのものです。ですから、ノートのきれいさや丁寧さを気にする必要はありません。
勉強ができる子にするための習慣づくり
勉強する女の子 勉強ができる子の特徴がわかったところで、実際に勉強ができる子にするにはどうしたらよいのでしょうか。
ここからは、勉強する習慣をつけるための方法をご紹介します。
短い時間から始める
子供に勉強の習慣をつけさせたいなら、短い時間から始めましょう。最初から1時間も勉強しようとすると、とても長く感じてしまいます。
内容にかかわらず、まずは20分程度の宿題から始めてみましょう。
そして、宿題が終わったら褒めてあげることも大切です。モチベーションが上がり、明日のやる気にもつながります。
ただし、このときにお菓子などのご褒美を与えてはいけません。ご褒美は一時的に効果があるかもしれませんが、それは子どもが勉強するためです。ご褒美がないと頑張れないようでは、本来の目的から逸れてしまいます。
低学年の方が習慣化しやすいのでしょうか?
低学年のうちは、学校での勉強や宿題の難易度が低いので、続けられないことはほとんどありません。
わからないことがあっても、すぐに解決できるので、次に進みやすい。
この頃になると、親もまだわかりやすいので、勉強中にわからないからといって勉強を投げ出してしまうことはまずありません。
勉強中にわからないことを解決する習慣をつけると楽になります。
高学年になると授業が難しくなる 高学年になって、勉強していることがまったくわからなくなってしまったら、基礎からやり直すのはかなり難しいでしょう。
低学年は勉強する気になる
低学年はテストの点数がとりやすく、「いい点数をとりたい」という気持ちが強いケースが多いです。
勉強にも意欲的で、親や先生の言うことを素直に聞く傾向があります。
しかし、高学年になると反抗期が始まり、「真面目にがんばるのはかっこ悪い」と思うようになることもあります。
低学年の頃のように先生の言うことを素直に聞けず、聞く姿勢がだんだん悪くなっていく生徒が多い印象です。
反抗的な態度になってからでは、なかなか学習習慣が身につきません。
できれば、勉強する意欲があるうちに積極的に学習習慣を身につけましょう。
リビングで勉強するのはどう?
自分の部屋で勉強するよりも、リビングで勉強したほうがいい」という話を聞いたことがある人は多いと思います。
これは、子供が自分の部屋で一人で学習机に向かって勉強していると、集中力が続かないからです。
リビングでは、子どもがいつでも勉強を始められるだけでなく、”一緒に勉強しよう “と声をかけることで、子どもが勉強を始めやすくなるというメリットがあります。
親がリビングテーブルで勉強している姿を見せれば、子どもも一緒に勉強しようと思うはずです。
お子さまが勉強したいと思ったときにすぐに始められるように、リビングテーブルやダイニングテーブルはいつもきれいにしておきましょう。
文房具を好きにする
小学生の中には、文房具が変わるだけでやる気が出る人もいるでしょう。
子供の頃、新しいノートや鉛筆を手にしたとき、嬉しくて「きれいに使おう」と思ったことはありませんか?
子どもが自分で選べば、ある程度やる気が出て、勉強する気になるかもしれません。
可能な限り、お子さんが好きな勉強道具を選ばせてあげてください。
古くなったと感じたら、こまめに買い替えるのも効果的です。
早起きして勉強するのも効果的
朝は1日の中で最も頭がすっきりしていて、思考力が高まる時間帯と言えます。
小学生の場合、朝練などのクラブ活動はまだなく、登校時間も早くない場合が多いようです。
学校に行く前の時間を勉強に充てるのもひとつの方法です。
最近は、夜遅くまでゲームやパソコンを使う子どもが増え、生活がルーズになりがちです。
学校に行く前に勉強するためには、夜早く寝て起きなければなりません。
また、朝に勉強時間を確保することで、健康的な生活サイクルを実現できるというメリットもあります。
親がすべきことは?
タブレットを操作する男の子 勉強ができる子の特徴や、勉強ができるようになるためにどんな習慣を身につけるべきかを見てきましたが、子どものやる気を維持するためには、親の気遣いも欠かせません。
親として、勉強している子どもをどのようにフォローすればいいのかを見ていきましょう。
勉強を始めただけで褒める
小学生が勉強よりも遊びに興味を持ち、遊びが中心になるのは当然のことです。勉強に対してネガティブな感情を持っているお子さんも少なくありません。
しかし、勉強しているうちに成績が上がったり、テストで良い点が取れたりすると嬉しくなり、こうした成功体験が子どもの勉強のモチベーションになります。
お子さんの勉強を見ていて成長を感じたときや、テストで良い点が取れたときには必ず褒めてあげてください。些細なことですが、子育てをする上で褒めることはとても大切です。褒めるのは特別なときだけではありません。
例えば、子どもが質問したときに「わからないことを解決しようとするのはすごいことだ」と褒めたり、自分から勉強を始めたときに「自分から勉強を始めるのはすごいことだ」と褒めたり。ちゃんと見つけて褒めよう。
褒めるという一手間を取り入れることで、勉強へのモチベーションは確実に上がるはずです。
注意しても叱ってはいけない
“子供の悪いところを「注意する」ことと「叱る」ことは別のことです。
注意するのはいいことですが、叱ってはいけません。
前述のように、ほめることはとても大切です。
しかし、それと同じくらい大切なのが、イライラしたり叱ったりしないことです。
例えば、子どもが「何を勉強したらいいかわからない」と何度も聞いてきた場合、イライラしたり怒ったりせず、わかるまで根気よく教えることです。
子どもが理解するまで何度も付き合うことで、子どもが自分で考える力が育ちます。
勉強中は気が散るものだけにする
スマートフォンは、勉強の妨げになるものの一つです。
自習室にスマートフォンを持ち込んだり、課題をしているときに手元に置いておくのはおすすめできません。
スマートフォンがあれば調べ物ができて便利だと思うかもしれませんが、調べ物をしている間はSNSなどに集中できず、勉強が進まなくなる可能性が高いです。
スマートフォンの切れ味を良くするためには、勉強中に勉強することが必要なだけに、親御さんは気をつけてあげてください。
リビング学習も、人目があれば勉強中にスマートフォンをいじられることを防げるのでおすすめです。
わからないと言える環境づくり
今のところ、テストであまりいい点が取れない子や、勉強が苦手な子は、勉強の基本段階からわかっていないことが多いです。
学校では、わからないことを教えてくれる人がいることが第一歩です。
先生や友達など、誰にでも相談できますが、一番身近なのは親です。
誰よりも、子どもが話したがっているときに、話を聞く機会が多いはずです。
子どもが勉強について質問したり、宿題がわからないことを伝えたりしやすい環境をつくるためにも、学校生活について積極的に話してみてください。
塾で勉強ができるようになる?
授業を受ける子どもたち 勉強ができる子どもに育てたいと思ったとき、塾に通うかどうか悩む親御さんは多いと思います。
勉強ができる子になるために、塾に通うことは絶対に必要なのでしょうか?
塾は必要ですか?
中学受験を考えているのであれば話は別ですが、基本的に小学生であれば塾に通う必要はありません。
小学生の中から塾で勉強した方が成績が上がると決まっていると思われるかもしれませんが、実際に東大に通っている人でも小学生の中から塾に行かなかった人は たくさんいます。
通信教育を利用されている方もいらっしゃいましたが、小学生のうちは何もしなくても学校の教材を勉強して授業についていくだけで十分です。
小学生のうちは、塾よりもピアノやスポーツなど、お子さんが興味を持っている習い事を優先しましょう。
親が無理に塾に行かせなくても、子どもが「塾に行きたい」と言えば、行かせればいい。
通信教育の利用もお勧め
塾に通っていなくても、学校の教材にプラスαで何かを加えたいという方には、通信教育の利用をおすすめします。
塾の魅力は、しっかりとしたサポートが受けられることですが、費用が高く、塾の時間に合わせて手間をかけなければなりません。
その点、通信教育は自由度が高いので、自分でペースやスケジュールを決めて、学習レベルを調整することができます。
塾ほどのサポートは必要ないという方でも、「学校の予習をしたい」「わかりやすい解説の参考書が欲しい」「動画を使って勉強したい」という方には、ぜひ通信教育の利用をおすすめします。と言えるでしょう。
■受講料を抑えたい人は?
小学生向けの通信講座には様々なものがありますが、「進研ゼミ」は特に人気がありおすすめです。
進研ゼミは隙間時間を活用して学習することもできるので、忙しいお子さまでも時間や場所を選ばずに学習することができます。
また、塾と比べて圧倒的に受講費用を抑えることができるのも魅力です。
また、赤ペン先生の添削指導で記述対策ができるため、学習効果が高く、子どもたちの成績アップが期待できる教材といえます。
以前から人気が高く、参加者数も圧倒的に多い講座ですので、この機会にぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
■ 勉強ができる小学生のまとめ
低学年のうちに、やる気のあるうちにできるだけ勉強する習慣をつける
子どもが勉強する気になるように、親がサポートすることも大切
小学生のうちは、本人が行きたいと言えば塾に通わせる程度で十分です
勉強ができる子に育てたいなら、親のサポートは欠かせません。勉強の習慣が身につかないうちから、自分の力で勉強できるようになるのはとても難しいことです。
最初は親が話をしてあげて、わからないことがあっても根気よく付き合ってあげることで、子どもに勉強の習慣が身につきます。
低学年のうちは、まだ学校での勉強も難しくなく、親への反発も少ないので、勉強の習慣がつきやすいと思います。
子どもだけが頑張るのではなく、親も気軽に勉強できる環境を整えることで、徐々に勉強ができる子どもに近づいていくはずです。
必要に応じて通信教育を活用しながら、子どもたちの学習をサポートしていきましょう