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【受験生向け】9月からの受験勉強時間の確保しだいで合格を左右する!
夏休みが終わり、学校が始まり、一部の大学では出願が始まり、9月に入り、大学入試まで5ヶ月を切りました。皆様はいかがお過ごしでしょうか。
出願が始まって、大学入試まで5ヶ月を切った今。
一日にどのくらい勉強すればいいのかわからない。
勉強の仕方がわからない
〇 毎日頑張って勉強しているが、辞めたいと思っている
〇 勉強する気が起きない/集中できない
〇 夏休みに頑張りすぎて、疲れてしまった
〇 頑張っているのに
受験勉強が難しくなった9月、どのくらい勉強時間を確保すればいいのでしょうか?
勉強時間の話に入る前に、この9月が受験生にとってどのような時期で、どのように重要なのかを見ていきましょう。
受験生にとっての9月
9月は受験生にとって、いろいろな意味でプレッシャーのかかる時期かもしれません。
努力が結果に結びついているかどうかわからず焦っている人、素直に勉強時間を確保できずに遅刻してしまった人、学校が始まってから自習時間を確保できるかどうか不安な人などなど。それ以上に焦ってしまう人も多いのではないでしょうか。
規則正しい生活をして、毎日勉強して学力を向上させた人でも、まだ自習時間が確保できるかどうか不安を持っている人が多いと言える9月に学校が始まった。 です。
夏休みにがんばっても、9月になると模試もないし、結果を手にしてもよくわからない。
今回は、何かしらの不安を抱えている受験生必見の内容です。
どうすればこの9月を乗り越え、楽しい大学生活を送ることができるのか。それは、この時期にあると言っても過言ではありません。
秋は、現役学生の成績が特に伸びる時期なのです
9月の入試勉強の進め方」などの記事内容を参考にしてみてくださいね
勉強時間はどれくらい確保すればいいの?
9月は1日〇〇時間!?答えはありません。
ただ、塾があっても1日最低3.5時間、長くても4~5時間は勉強できると思います。
以下は、筆者や東大生、早稲田生などが受験期に実際に行っていた勉強法です。
1日3.5~5時間の勉強時間の例
学校のある平日に、3.5~5時間を自習学習時間に充てた場合の時間配分の例です。
自習のタイミング
学校に行く前
学校に行く前に1時間の自習(軽い勉強
通学中
電車に乗っている間(暗記編
放課後(自習室で)
授業後2~3時間(参考書、基本問題、過去問
帰宅後・夜
就寝前30分~2時間(今日の復習・暗記編
効果的な朝の自習時間
内容が簡単なので、朝に自習時間を設けてください。
そして、些細な時間でもできることをすることで、積み重ねて大きな成果を得ることができます。
平日の塾や予備校に通って授業を受けている生徒さんも多いと思います。授業があるから勉強時間が確保できない!」という方も多いのではないでしょうか。そんな方のために、勉強時間を確保する方法をご紹介したいと思います。
塾・予備校に通う生徒の学習例
学校が終わったら、夕方から夜にかけて塾で授業を受ける人もいるでしょう。
そんな人たちの勉強例です。
塾に行く前
塾に行く前に1時間の自習(軽い勉強
通学中
電車に乗っている間(暗記編
学校帰り(塾に直行
塾の授業前2~3時間(参考書、基本問題、過去問
帰宅後・夜
就寝前30分~2時間(今日の復習・暗記編
基本的には、勉強する時間帯は変わりません。
しかし、塾に行って、学校帰りに一度も家に帰らずに自習することを強くお勧めします。
もちろん、すぐに準備ができて、家に帰ってからも塾に行って自習室で勉強できる人は別ですが、家に帰ってからもリラックスして勉強できますよ と言う人は要注意です。
どんな状況であっても、朝のウォーミングアップとしてちょっとした勉強をすることで、脳の動きを活性化させて、さわやかな一日をスタートさせることができます。
脳が最も活性化するのは朝で、起床後3時間は “脳のゴールデンタイム “と言われています。頭をすっきりさせて勉強すれば、吸収もよくなり、効率よく勉強できます。
脳科学者も、朝の3時間が最も早く、最速のゴールデンタイムだと言っています。
興味のある方は、参考程度に読んでみてください。朝に勉強することがいかに大切かがわかると思います。
THE21 Oneline 脳科学者がすすめる「朝時間」の使い方
日経BP社の朝時間をダブルで有効活用 朝にやっていいこと、悪いこと
以上のように、勉強時間を確保しようと思えばいくらでも確保できます。
短時間で1つ、2つの単語を覚えておけば、大学入試の際に1点、2点とつながり、合否に影響すると言っても過言ではありません。ちょっと厳しいかもしれませんが、一点で笑うものは一点で泣くのです。
さて、勉強時間をいつ、どのように確保すればいいのかがわかったところで、「勉強時間を上手に作る方法」を紹介したいと思います。
勉強時間の質を高めるには?
勉強時間の質を高めるためにはどうしたらいいのでしょうか?集中力が続かないときの対処法を、実際の経験をもとにご紹介したいと思います。
1. 眠いときの勉強法
2. 集中力が切れたときの勉強法
3. モチベーションが下がったときの勉強法
眠いときの勉強法
いくら受験生とはいえ、眠くて勉強できないときや、体調が悪いときもあると思います。
そんなときは、あきらめて寝てしまいましょう。
せっかく勉強しても意味がないので、どうしても眠いときは、勉強を忘れて10分でも20分でも仮眠をとることが大切です。
また、「自分は眠いけど、昼寝の時間すらもったいない」と思っている人もいるでしょう。
そのような方は、以下の方法を試してみてください。
ガムを噛む、氷を食べる、何かを試す
〇シャワーを浴びる、水で顔を洗う
〇夜風に当たってみる
〇 ストレッチをしてみる
〇 勉強している科目を変えてみる
ポイントは、これまでの環境や状況を変えることです。
以上のことは、集中力が切れたときでもできる対処法といえます。
集中力が切れたときの対処法
そもそも人間の集中力はそれほど長くは続きません。
深い集中力を得るために必要な時間は長くても15分程度、子供であれば45分、大人でも通常の集中力であれば90分程度だと言われています。
実際にベネッセでは、「学習時間による学習定着・集中力の実証実験」という項目で、60分学習を1週間させたグループと、15分学習を3回させた2つのグループで事前・事後テストの結果を出しました。その結果、15分×3回のグループの方が、60分学習のグループよりもスコアが高いことがわかりました。
先ほどの昼寝でも無駄なことをしてしまう人の対処法は、集中力が切れたときの対処法として使えます。つまり、リフレッシュすることが大切なのです。
眠くないのに集中力が切れてしまう人は、仮眠を取るのと同じつもりで10分間好きなことをしてみてください。学力アップには、”キレ “と “切り替え “が欠かせません。
そのほか、実験をもとに集中力アップによいといわれている方法を紹介します。
〇深呼吸をして、脳に酸素を届ける。
〇 レモンの入った飲み物で脳をリフレッシュさせる
アロマでリラックスする
〇 チョコレートなどの糖分を摂取する
以上が実施の集中力アップに良いと言われています。ぜひトライしてみてください。
モチベーションが下がったときの対処法
毎日勉強していると、嫌になってモチベーションが下がってしまう人も多いと思います。
そんな時、モチベーションを上げるにはどうしたらいいのか対処法を紹介します。
1. そもそも、なぜ大学に行きたいのか?
なぜ大学受験をするのかを考えてみましょう。人それぞれですが、「大学に行きたい理由」「この大学が好きな理由」があると思います。元々の理由を思い出してください。
ドラマを見ていて、大学生活が楽しそうだったので、自分もその大学生活を送りたい!と思ったからです。知人の大学生がとても楽しそうだったから! いろいろな理由があると思います。
そんな理由がなくても、ぜひこの機会に自分が大学受験をする理由を明確にしてみてください。やる気につながります。
2、やりたいことを書き出す
大学生になったら何をしたいかを書き出してみましょう。アルバイトをしたい」「恋愛をしたい」「留学をしたい」「いい仕事に就きたい」など、やりたいことはたくさんあると思います。
実行のために大学に行っている自分を想像しながら紙に書き出すことで、自分が今何をすべきかがわかるはずです。
大学生のうちにやりたいことだけでなく、この大学だからこそ将来やりたいことができるので、それが遠い未来であっても構いません。
それを書き出すことで、今何をすべきか、受験勉強は何をしているのかがわかり、モチベーションが上がります。
9月の学習時間のまとめ
自習室のポイント
9月の受験生の状況、どのくらい勉強すればいいのか、質のいい勉強の仕方をまとめてみました。いかがだったでしょうか。
この記事は、東京大学と上智大学創価学会に通う人たちの実施検証結果と実体験をもとに書きました。
悩みのない学生はいません。しかし、悩み、勉強に励み、志望校に合格したときの達成感や喜びはとても大きいと自負できます。
明るく楽しい未来のために、今は辛いかもしれませんが、頑張ってください。
また、ヨビコレでは大学や予備校に関するコラムも多く掲載されています。
役に立つコラムがたくさんありますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。