もくじ
子育てでお父さんの役目は自分の好きな得意を一緒にする事
子は親の背中を見て育つという言葉が有ります。これは黙っていても子どもは自分からなにかを学び取るはずだという発想です。果たしてそのようなことが有るのでしょうか。
残念ながらそのいうなことは無いと申し上げます。徒弟制度で仕事をする関係であればそのようなことも可能でしょうが、子育てに置いては決してそのようなことは有りません。
特に父親がサラリーマンともなるとなおさらです。自宅に作業場がある職人さんであれば自分の働いている姿を常に子どもに見せることが出来ますが家から1時間もかけて通勤しているサラリーマンおとうさんの働く姿を子どもは見ることが出来ません。
お父さんは凄いを見せることが大事
では男親はどのようにして子供に自分の価値を認めさてたら良いのでしょうか。その答えは自分が好きで得意なことを子どもと一緒にする事なのです。お父さんは凄いということを見せてあげることが一番大切なことなのです。野球でもサッカーでもゲームでも何でもいいのです。
当然何をやったとしても、子どもよりは上手いわけですから、そのことに子供は純粋に感動をし尊敬を示してくれるものです。要は、自分が好きで得意なことを、子どもと一緒にするのです。時には知識としての、うんちくを語ることもできますし子どもにお父さんのイキイキした姿を見せることができます
こうしたことから子どもはお父さんに対して益々尊敬の念を抱くようになります。こうしたコミュニケーションを取るなかで、うまく人生の教訓のようなことを徐々に伝えていくのです。
そのことにより、子どもにとっては親から受け継いだ価値観となり、さらに自分の子どもにも
伝えていく努力をするようになるのです。
子供が色気ずく前にお父さんの価値を教える
このことは子供が色気ずく前の話ですので小学生の高学年では遅すぎます。最近では様々な塾や教育システムが充実しておりますのでお金さえ掛ければ成績のいい子どもを育てることはできますが、親の価値観を子どもに伝えるというのは塾に通っても出来ません。
親がしっかりと子どもに伝えていく時間はほんの数年間だけです。親が頭の悪い人でも子供はその親をバカだとは決して思いません。無学な親を見て大学を卒業した子供が、自分の親を頭の軽い教養の無い親とは思いません。子供が色気ずく前にお父さんの価値を教えてさえいれば、子どもは一生お父さんを尊敬します。