大学を中退していく若者に未来はあるのか?

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卒業しないで大学を中退していく若者に未来はあるのか

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大学中退者

苦しい受験戦争からようやく抜け出し晴れて大大学生になっても中退者の多いのには驚いてしまいます。

国立大学でも中退者はいますが、私立大学に至っては実に8人に1人が中退者になっていたいたのです。

どうして大学を辞めてしまうのか、その理由と背景にはいったい何が在るのでしょうか悩ましい問題です。

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大学を辞めた若者達はその後は社会的弱者として転落人生を歩んではいなかと心配になりますが良く見ますと「中途退学」には似たような特徴が有ったのです。

私立大学の「中退者」の多くは偏差値との相関関係があるようです。「中退者」は年間11万人程になりますが私立大学で約6万人・国立大学で約1万2000人・短期大約で7000人・専門学校で約3万7000人だそうです。

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これらを合わせると「中退者」は約11万人強となるのです。

この数字をもっと具体的に言いますと四年制私立大学生の8~9人に1人が辞めている計算なりますが、過去のこのような調査結果は文科省には無いので増えているのか減っているのかの詳細はよく分かりませんが少し異常な数字ではないでしょうか。

日本の大学は成績が悪くても退学をさせられることはめったに無いわけですからおそらくは自主退学なのでしょういが、それではどういった大学の学生が中退しているかの傾向を見てみたいと思います。

それによりますた偏差値の低い大学の学生ほど中退者の多い事が分かったのです。何となく入学はしたが、やはり希望大学ではないので辞めるケースです。参考までに東大の中退率は1%程度ですし、早慶でもせいぜい5%前後だそうです。

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職業を意識して大学に入学した学生は退学率が低い

外国の大学でも中退はあるようですが他の大学への編入が非常に多く日本とは少し事情が違っているようですが、入学は難しくて卒業が比較的簡単な日本の大学のこの8人に1人が辞める現象は多様な課題を抱えていると思います。

更に良く見ますと男子は女子の2倍の数字で退学者が多いですし理系よりも文系が圧倒的に退学者が多いのも特徴のようです。

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これは職業を意識して大学に入学した教育学部・医学部・理工学部・農学部といった学生は退学率が低いので目的を持って入学をしているからではないでしょうか。

確かに工学部系でも退学者はおりますが、経済的に困窮したとか学力的な授業についていけないで辞めてしまう学生はいるようですがこれは仕方のない理由からです。

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大学を中退し後悔してしまった5つの事

後悔第5位:親族から大学中退について事あるごとに言われる親や親戚が集まるごとに「何で中退したのか」とネタにあげられることも多くあります。

特に親世代が学生の頃は中退する人も今より少なく、「異端児」「ダメなこと」といった古いイメージで見られてしまうこともあります。

後悔第4位:大学に通った時間とお金が中退によって無駄になる大学中退するまで大学に通った時間と学費が無駄になります。

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中退後、専門学生になったり、アルバイトなどで忙しくなると大学時代の時間の価値に気づくこともあります。

入学金や入学試験にかけたお金や時間も無駄だったと後悔する人もいます。

後悔第3位:中退すると、最終学歴が高卒になる就職して社会人になると大卒と高卒の待遇の違いに気づかされる場面が増えます。

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初任給の差からはじまり、昇進や昇給のしやすさなど学生時代には見えない差に気づかされ、後になって大学中退を後悔することがあります。

後悔第2位:中退を理由に就職が不利になったと感じる「学歴は関係ない」「学齢社会はもう終わった」と言われますが、学歴はないよりあった方が良いと考えている面接官は少なくないです。

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後悔する人もいます。

大学卒という肩書がある人はない人に比べ、社会的な信用を得やすい現実もあります。特に就職活動では肩書きの力はまだ強く残っており、不利に感じて後悔する人もいます。

後悔第1位:フリーターになってしまった大学中退した後にアルバイトや非正規社員になってしまう人が多くいます。

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2012年の独立行政法人労働政策研究・研修機構の調査では「大学中退後に非正規社員(アルバイトなど)として働いている人の割合」は、男性の大学中退者で37%、女性の大学中退者で65%となっています。

非正規社員でも期限を決めていればまだ良いですが、深く考えずに続けてしまうと、給料も安く、将来の雇用への不安がつきまとい、中退したことを後悔する人が多いです。

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